【リボンコンプ】ドンファンマスターへの道 プラチナ編その19【第60回】
これまでの記録
獲得リボン :26/80個
ダークルギア:54時間26分
ルビー :26時間14分
エメラルド :10時間00分
プラチナ :16時間15分
総プレイ時間:106時間55分
経過日数 :79日
やぶれたせかいから続きです。
湖のポケモンは順伝説の中ではかなりシナリオに絡んできますね。
パッケージにまでなったスイクンは別ですが、基本的に順伝説ってあまりシナリオとは関係ないところで存在感を放っている(固定シンボルで佇んでいる)イメージがあります。
かいりきパズルを解くと最下層まで“登って”これます。
アカギが待ち構えていますね。
アカギさんかわいそう
拉致された上に放置プレイ
こころなしか(アカギだけに)主人公たちが追ってきてくれて嬉しそうです。
1人はさみしいもんな。
そこに
シロナさんのこころない(アカギではないけど)言葉の暴力が襲いかかる
物議をかもしたセリフです。
結構ひどいですよねこれ。
傷ついた27歳の青年にこの仕打ち
まあそりゃ許されないことをアカギはしてるんでしょうが。
それにしてもこの言い方は相手を受け入れ拒否してるしもはや説得のことばでもなんでもなく、無茶苦茶された腹いせというか怒りをぶつけただけに見えなくもない。
しかもアカギの傷を一番えぐる孤独に追いやるような言葉をわざわざ選んで
ちょっといじめっ子気質ですよね。
それにしては普段は天然なゆるいキャラなわけですから
計算ずくな感じがして少し怖い
いやシロナさんは普通に魅力的なキャラで好きなんです。
でもいわゆる大人にはまだなりきれてないのかなと
若いチャンピオンという感じです。
私の大好きなチャンピオンアデクさんにはまだまだチャンピオンとしての心構えの点では及ばないかもしれないですね。(年齢的にも)
いじめられたアカギくん、主人公に捨て台詞を吐いて早々に立ち去ります。
アカギくんの見立てではやぶれたせかい=ギラティナ
ということみたいですね。
いよいよギラティナゲットチャレンジです。
静かに見つめられています。
からの
きたー!いかりとはかいのギラティナ戦BGM
上から降りてくる演出、「やぶれたせかいの」ギラティナ
かっこいいです。
こーのBGMすごい好きなんですよほんと。
かっこいいし
でもなんかかわいそうというか
やりきれなさ、不安定、そして怒り、怒り、怒りです。
あきらめはやぶれたせかいのBGMと同じテーマを感じますね。
しかしそれ以外には全く共通項が見出せません。
アカギはやぶれたせかい=ギラティナという仮説をたてていましたが、BGMの調子はむしろ全くの真逆です。
これは何を意味するのでしょうか。
…わかりません。
表面上はやぶれたせかいのように平静を装っていても、実態は怒りとやるせなさで破裂寸前なギラティナのようになっているということでしょうか。
ではなにが?
やぶれたせかいは現実世界と表裏一体、現実世界を裏から支える存在ということですから、現実世界のひずみを支えるのが限界ということなのでしょうか。
ではそのひずみとは何か。
一義的にはアカギが完全な世界を作るために行った一連の行為で現実世界のバランスがくずれたことかもしれません。
シロナさんもそのためにギラティナが怒っていると推察しています。
そうであれば、ギラティナがアカギの計画を寸前で邪魔したのも頷けます。
ではアカギが全てわるいのでしょうか。
アカギが完全な世界を目指したのは何故でしょうか。
怒りや憎しみ、アカギのいう不完全な心が生み出す感情によって世界は戦争や貧困、様々な問題が起こっている、それが我慢できないというのがアカギの思想だったと思います。
そうなんです。アカギって発想はすごい極端ではありますけど、目標は世界平和というか、そういうやつなんです。
若くしていろいろわかってしまうせいでもの凄く悩んでるんだと思います。
しかもアカギがえらいのは、ちゃんと理想のために行動してるところなんです。
口ばっかりの知識人とはここが違いますね。
でも上手くいかなかった。
なぜかというとやり方を間違えたから。
それは不完全な心が諸悪の根源という独自の思想に基づいた行動だったわけですが、なぜこういう思想に至ったか?
アカギにとって心がとても邪魔だったというこのでしょう。
本人も言っていますが、アカギは怒りや憎しみを抱えて生きています。
何に対するものかはわかりませんが、そういう感情は人の共感によって中和されるものです。
アカギには共感してくれる人がいなかった。
それ自体も怒りの原因かもしれません。
そして心の弱さ
心が悪いという理屈なら、心と向き合う必要はないですね。
邪魔な心を捨て去ればいいだけですね。
苦しいことから逃げたともいえます。
それが悪いかと言われたらわかりませんが。
一種の仏教的な発送ですね。
煩悩から解放されるのが目標。
アカギの思想とそっくりです。
アカギは不完全な心が原因といいながら、心に支配される人を愚かだといいながら、そんな人をたくさん集めてギンガ団という組織を作った。
たぶん1人でもここまで出来たのに。
そしてそれだけ人を集めても、結局だれもアカギに共感できる人はいなかった。
幹部ですら、アカギの思想や人格についてを完全に理解している人はいませんでした。
悲しいですね。
追い出された
アカギとギラティナってもしかして似ているかもしれません。
ギラティナも誰も共感してくれる人がいない。
追い出されて、やぶれたせかいで一人で。
だからアカギを連れ込んだのでしょうか。
やぶれたせかいに。
誰もいない、本当に孤独なやぶれたせかいに。
やぶれたせかいではあらゆる感情が意味を持たない。
時間も空間も曖昧で、こちらから働きかけることができない。
意味を持たない心はやがて失われる。
もしかしてやぶれたせかいは、アカギの目指した完全な世界なのでしょうか。
アカギの目指した世界は、アカギが恐れた孤独そのものだということをギラティナが教えようとしたのでしょうか。
わかりません。
ギラティナを捕まえると、ふたたびアカギがやってきて捕獲出来たことに狼狽え、完全な世界を諦めていないことを言い残し、去っていきます。
どこへいこうというのかね、このやぶれたせかいの…
そしてシロナさん
ナチュラルにアカギを置いていく気満々
ひどい
やぶれたせかいから現実世界に戻り、保護者枠ナナカマド博士のところに無事を報告しにいきます。
ナナカマドはかせ60歳
昨日はこんなところでした。
健盾ランクマ
中々調子いいです。
ではまた次の記事で