【剣盾S19使用構築】ほっぺロックに痺れる猛火火球一点突破構築【最終852位】
1.ご挨拶
こんにちは。
ドンファンの相棒、ハーリーと申す者です。
今回剣盾環境で初の3桁順位を達成しましたので、記念に構築記事を書こうと思います。
よろしくお願いします。
↑激闘を戦い抜いたポケモンたち
2.構築経緯
剣盾シリーズ8の禁止伝説環境…その荒波をほっぺ一本で乗り切ったほっぺ特化型ストリンダーと、そこから繋ぐダイマエース、火球一筋もうかエースバーンの愚直コンビにかつて無いほどの魅力を感じたことがきっかけ。
この2匹の可能性を信じ、2匹を軸にシリーズ8の使用構築を現環境用に構成しなおした。(ストリンダーは技を一枠変えた。)
起点作りからのエースが暴れて最後に詰め役を置いておく、太古からあるシンプルな積みエース構築。
起点作りとしてストリンダーと、ストリンダーが出せない時のためにユクシー
詰めはゴリランダーだが、カイリュー、マリルリも先制技あり耐久よしと、詰め性能も十分ある。
起点作り2匹は少々贅沢な枠の使い方だが、場を整えたエース達の突破力を信じ、エースでゴリ押しできる環境を丁寧に整える戦略をとった。
3.ポケモン紹介
①ストリンダー(ハイ)♂/HybriD
性格補正:おくびょう
特性:パンクロック
持ち物:きあいのタスキ
150-×-90-166-91-139
( 0-×- 0-252- 4-252 )
《マルチタスク型ハイブリッド先発》
本日の主役その1
こいつの祖先、ほっぺ特化型ストリンダーはほっぺひとつで禁止伝説達と渡り合ったすごいやつ。
完全に起点作りに特化しており、ばくおんぱの枠がかいでんぱだった。
よって能動的な攻撃技はほっぺしかなく(がむしゃらは相手の行動に左右される)、さらにS以外に必要な能力値もなかったことからASぶっぱすることとなり、さらにさらに特性も音技がないことからパンクロックでなくテクニシャンを採用したことで、恐らくランクマ・レート戦の歴史上最も高威力でほっぺすりすりを繰り出したのがこいつだった。(ほぺすり族の中で最も高いAに加えてテクニ補正)
こいつ↓
しかし、初手ダイマ…特にイベルタル等特殊禁止伝説によるもの…が姿を消したシリーズ9。
かいでんぱがくさった。
そこで私は思いました。
もともとのストリンダーの強み、パンクロックばくおんぱの理不尽な火力を積んだら、このストリンダー…もしかしてめちゃ強くないか?と。
そうして誕生したのが初手投げ性能の圧倒的高さを誇る、起点作りと火力を両立したハイブリッドストリンダーHybriD。
ほとんどの対面で求められた役割以上の仕事を果たす仕事の鬼。
○初手タスキ→麻痺まきからのがむしゃらで完全な起点に。
○初手ランドロス→ばくおんぱで突破もしくはいいダメージ。
○初手レヒレ→地面にひくのでばくおんぱでいいダメージ。
○初手悪ラオス→ほっぺからのがむしゃらで相手の型判別(不意打ちを打ってくればタスキ、あんこくきょうだならこだわり等)
なんでもできる。
ユクシーが見せポケとしてよく機能しており、あくび警戒でレヒレ、剣舞ラムランドロス等がよく初手投げされたがこれらは全てカモである。
オーバードライブがないので実はレヒレと打ち合っても五分五分だが、相手は電気技を警戒せずにはいられないので、引いてくれるというわけ。
基本的には後ろに先制技もちが控えているので、がむしゃらしておけば積まれていてもなんとかなる。
麻痺特有の痺れバグをひけば、なんなら自分で突破できる。
そしてこらえる、こいつがにくい。
自分より素早い相手に中途半端に削られた時、一度あえてこらえる。
一見無駄に見えるが、実はこの行為によって相手はこらえる=イバンを警戒せざるを得ず、勝手に引いてくれる可能性が生まれる。
その場合控えにがむしゃらがささり、さらに引き先が遅ければそのまま突破できたりする。
ほんと場をぐちゃぐちゃにする才能が突出している。
こいつ一匹でパーティを半壊させ、降参してくれた試合が何度もあった。
初手投げ以外でも、ダイマ枯らし専用枠として控えておいても仕事をする。
タスキこらえるがダイマに対して強すぎる。
こいつが私の結論ストリンダーです。
②エースバーン♀/もっこ∂∂★
性格補正:ようき
特性:もうか
持ち物:チイラのみ
156-168-95-×-95-188
(4-252-0-×-0-252)
《猪突猛進ダイマエース少女》
今日の主役その2。
ゴリ押しという言葉がウサギの形をしているのがこいつ。
程よく場があれたらうさぎの出番。
みがわり連打で麻痺バグをまち、隙ができたらビルドを積んでいく。
もうか圏内に入ったらダイマ、相手の後ろを見て必要があればダイジェット。
で、キョダイカキュウ。
威力、おかしくないか?笑
160??笑
これにもうかとタイプ一致が乗れば
160×1.5×1.5で360…!
いやいやチイラを忘れちゃ困ります。
さらに×1.5で………540!?!?
いやあ笑
ビルドも積めればもう止まらない。
タイプ相性なんのその。
天然、貰い火、ばけのかわ?
ウサギの下で燃えてるボールが特性かたやぶりなので貫通できます(ダイマ時に限る)。
逆に言えばダイマのタイミングは重要(ダイマ枯らされると有利不利が逆転する場合もある)。
けどダイマしなくても普通に強い。
もうかエスバは環境に0.3%程度のようだが、今シーズンは2回ほど当たった。
どちらも加速手段をジェットでなくニトチャとしており、なるほどなと思った。まあ選択ですかね。
③ゴリランダー♂/ゴリラーメン
特性:グラスメイカー
性格補正:いじっぱり
持ち物:こだわりハチマキ
207-194-110-×-90-106
(252-252-0-×-0-4)
《グラスラおじさん》
基本的には最後に出て行ってバカ火力のグラスラ打つだけ。
疲弊した相手のパーティを理不尽な先制技が襲う。
④カイリュー♂/べったらまき
特性:マルチスケイル
性格補正:いじっぱり
持ち物:じゃくてんほけん
179-196-116-×-121-126
(100-196-4-×-4-204)
《王道ダイマエース》
ダイマエースその2
Sは1加速で最速エースバーン抜き。
通常のダイマエースとして運用するほか、詰めとして最後に出してしんそく連打したりもする。
サンダーとダイマして打ち合うことが多い。
技範囲はくっそ狭いがどの技も切れないのでこれで固定になると思う。
こいつとゴリラーメンのコンビも結構選出した。
⑤マリルリ♂/Simply
特性:ちからもち
性格補正:いじっぱり
持ち物:オボンのみ
206-112-100-×-102-70
(244-252-0-×-12-0)
《はらだいこエースの予定だったが…?》
はらだいこして全てを破壊するやつ…として採用したが、ダイマ環境だとはらだいこアクジェも耐えられることが多く、突破力はいまいちといった印象だった。
どちらかというと初手ドラパを想定して初手投げからサイクル回したり、アクジェで詰めとして動くことが多かったかな。(ストリンダーもユクシーもドラパには出しにくい)
チョッキ等で採用してもよかったかもしれない。
はらだいこが積めたら、相手のダイマを凌ぐためにダイマを切る場面が多くある。
その場合ウォール、攻撃、ウォールと動くことで自分のダイマを枯らすタイミングをコントロールすることが重要。(アクジェを打てるようにしたい。)
特性:ふゆう
性格補正:おだやか
持ち物:メンタルハーブ
182-×-163-95-185-115
(252-×-104-0-152-0)
《ステロまきおばちゃん》
ステロまいてサポートするいつものやつ。
カバでない理由は、エースのエスバやカイリューにとって砂が邪魔なこと。
ユクシーである理由はおきみやげによる自主退場に魅力を感じたことと、ふゆうで地面がすかせること。
あくびループの中で狙った相手におきみやげをして起点とし、次に繋ぐことを想定していた。
運用してみると、こいつ、あぶない。
というのは吹き飛ばしがなく、ラムもち積みエース等の起点になりやすい。
それはおきみやげで対策しているつもりだったが、みがわりを置かれたり、おきみやげをうつ前に倒されたりして対策にあまりなっていなかった。
吹き飛ばしと違って自滅技なので、とりあえずうってみるということができない。
あくびぬけもダイサンダー、ダイフェアリーと多く、こいつを使う時は起点にされないか常に心が削られた。
けどそこがしっかり判断できれば仕事はしっかりやってくれます。
4.感想
ストリンダーが強い。
ばくおんぱとタスキがあれば地面とも対等に戦える。
おくびょうでも十分な火力。
しかし3桁帯でもストリンダー相手にみがわり置いてくる相手もいて、まだまだ認知されていないんだなと思った。ありがたかったですが。
あともうかエースバーンも強い。
なんで全然いないんだろうか。
激流ゲッコウガという前例があるわけだから、もう少しいてもよさそうだけど。
やはりリベロとダイジェットの相性が良すぎるからかな。
水手裏剣のような特性補正を受ける先制技もないし。
けどキョダイカキュウの特性無視はそれを補ってあまりある魅力だと思うけどなあ。
2匹の魅力、伝わっていれば幸いです。
次は1900、2000をめざしてがんばります。
ではまた次の記事で!